絵画や写真、インスタレーションなど、
現在進行形の作家たちの作品を見てきました。
いわゆるホワイトキューブの真っ白な空間に、
作品のサイズ、色、質感、立体感が
うまく調和していたり、もの足りなかったり。
前に見た事のある作品も、
展示空間が変わることで
また違った見え方をしていたり。
展示方法も含めて作品なのだと
改めて思いました。
一緒にいた友人は、
「絵画は密度なんだと、今日謎が一つ解けた」
と意味深なことを言っていましたが、
大きな油彩が、高い天井の部屋にバランスよく
いくつかあるだけで、散っている色も、
大げさな曲線も、全体のボリュームとしては
一つのまとまりあるイメージとなって
眼に飛び込んできて、
それをそのまま小さい絵にしてしまうと
また別のものになってしまう感じ。
例えば22cmの靴を均等に25cmに拡大しても、
それは違うものになってしまう。
一つの靴の中に、別の要素が散らばって、
せっかくのポイントが帳消しになってしまうこともある。
サイズ、色、質感、デザイン、
今日の作業の帰りがけ、
工房にある美しい紳士靴を手にとって、
むむむ。。。と考えました。
密度 か。。。。!!!
K
twitter @acoustic_shoes
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