2011/01/30

メンテナンスその1

今日は久々にヨガのクラスに出てきました。
一時は朝と夜欠かさずヨガで体を伸ばして、
しないと気持ち悪い程だったのですが、
最近は家でもサボリ、クラスも出ず、
なまりになまったこの体。。。

今教えてもらっている先生は
小柄な体に髪をきゅっとしばって、
ペディキュアはいつも黒。
とても美しくて、ヨガを頑張れば
この先生のようになれるのかも、、、
なんて幻想を抱いてしまうのですが、
教え方もとても上手で的確です。

だた意識して立つだけで
いつも自分がいかに踵に重心をかけて
立っているのか分かりますし、
最近気が付いてぎょっとした右足首の傾斜も、
骨盤からのゆがみなんだろうなと、
片方だけねじれないポーズで
気づきます。

靴にパッドを入れて修正するだけで、
歩行時の癖はだいぶ楽になりますが、
普段からのメンテナンス、、、
頑張ろう!と思いました。

仰向けで大の字になる頃には、
体がフラットな状態になったような感じがして、
立ち上がってからも膝と膝がきちんとついているので
びっくりです。

最後合掌してクラスが終わります。
美しい先生のいつものお言葉。
「ご自分の中心に向かって頭を下げて、
今感じている場所にいつでもご自身の力で来れるという事を
忘れないようにしましょう。。。」

Do it 自分で!
ヨガ再開したいと思います

K

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『俺は眼をつぶってても刺身を切れる』

と寿司職人の私の父は言います。

「じゃあ、やってみてよ~」

とか言って、指を切られたりするのもアレなんで

そんな事は言いませんが、

実際できるのかどうかは別として、

職人としてのその『揺るがない感じ』がいいなと思います。



H




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2011/01/29

ちゃんと古いもの

久しぶりに会った友達に
「年とったじゃない~、素敵!」
とは言われないものですよね、普通、、、

実際には細胞は刻々と生まれ変わり、
自分を更新しているはずなのですが、
時間を一本の線で捉えると、
古びてゆくことは衰えて行くこと、錆びてゆくこと、
自分に置き換えるとそれは恐怖を感じること、
なのかもしれません。

コーヒーやタバコの脂でまだらにしみを作った
年季の入った喫茶店の土壁、
日に焼けて変色した古い本、
錆びを茶色くまとったねじや部品、、、
本来の姿が想像出来ないほど
年月によって風化してしまったものを、
なぜかいつも、美しいと感じてしまいます。

今日、Hと共に浅草のレザーフェアに行ってきました。
皮革業界の今を伝える新作が沢山並び、
どれをどうやって見たらよいものか迷う程でしたが、
革の本来の姿が想像出来ないほど、立体的な加工をほどこしたり、
模様を入れたり、むら染めをしたものがかなり沢山ありました。
今の既製の革製品ではそういったものが流行っているのかもしれません。

革は時間と共に、色や風合いを変えてゆくものですが、
すでに加工されているものを、新品で手に入れる、、、
時間をすっとばして人の手を加えて古びさせたようなもの、、、
ちょっと、?マークが浮かびました。

自分が古びてゆくように
自分の日々使っているモノも古びてゆく。
一緒に時間を共有できるモノと
過ごして行ければな、と思います。
シミもできれば、質感も変わる、
それでいいのだ!

acousticshoesではこれから小物も増やしてゆく予定です。
自分で育てる革小物、
シンプルな革で作りたいと思います。

K

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2011/01/27

絶対に失敗しない人というのは、何も挑戦しない人のことです。 byイルカ・チェース

こんばんは。

常に物事の少し先を見て動くことのできる人、Hです。
花粉の季節になってきました。
反応し始めてます。


初めてハンドソーンの靴を作ったときは、
今やっている工程がどう繋がってどんな役割をするのか全く見えず、
言われた事をもくもくとやって、
言われた事だけやればいいのに、よけいな事しちゃったりもして、
結果、目をそらしたくなる最悪の靴の出来だったと記憶しています。

二足目からは一足目の失敗をふまえつつ、
次にどう繋がるかも少しずつ分かってきて、
より良くするためにはどうすればいいのかと考えながら、
次の靴はもっとよくなるようにと、
今も作り続けている感じです。

失敗は大事だよね〜。
次にするべき事が明確になるし。
自分の失敗は、自分にとっての最高の教科書になるもんね。


明日もまた前進しよう。

H




2011/01/26

しっぽ、はえてますか?

acousticshoesのスタッフは現在2名、

スタッフHは着々と準備を進める中、

私kの本格始動は今年に入ってから、、、

という状況の中、展示会も迫る日々、

工房での時間の多くをHと過ごし、

同棲しているような錯覚を起こし始めて

気が付いたこと、

身内の話でなんなんですが、Hは常に物事の少し先を見て

動くことのできる人なのです。

そしてそれは靴作りにおいても

とても重要な事なんじゃないかと思うのです。



出来上がりのイメージが先にあることはもちろん、

今している工程の少し先につながることをイメージして

今の作業を進めて行くことで

平面が立体に、次につながる線になって

一つのものになってゆく。。。



そうなのです、そうなのです、、、が!、

わたしは今日またしても

視界=今見てるものだけ!をやってしまいました。



紐靴のオーソドックスな形、ダービーは

羽の部分を平面のパターンで見ると犬のような形に見えます。

木型に吸い付くようにかかとはきっちりと決められたラインを

描かなければなりませんが、実際に裁断する際には

かかと上部に補強の為の小さなパーツを付けなければなりません。

そして、そのパーツは犬のしっぽのように見えます。

通称、ドッグテイル。

裁断しました。

しっぽ抜きで。



やり直しました。

しっぽ付きで。



とほほほほ。。。。



牛(=革)にも犬にも無駄骨を折らせて、、、

もっと視界を広く作業をするべし!

Hは言った。

「しっぽが無いよ~」



犬にはしっぽが生えている、、、

犬にはしっぽが生えている、、、

この言葉を唱えて今日は眠ります。

K

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2011/01/25

反省会をしました。

思う事、あーすれば良かった、こーしとくべきだった。

このBLOG更新しなさすぎだった…とかとか。

今日のこの思いを忘れないように。

そう、日々是精進。


心を入れかえて、

このBLOG、
今日からちゃんと更新します!

しょーもない事を書いてしまう日もあると思いますが。。。

たまにチェックしてみて下さい。


staff Kもブログに参加します。
(さっそくアップしてるね!)

よろしくお願いします!

acousticな日々、再び

日々工房の住人になって準備し、ようやく迎えた展示会。。

夢から覚めてこれからの課題も見え始めました。

お越し頂いた皆様の貴重なご意見や、足のデータを元に、

更なる取り組みの日々を、acousticの2人 H&Kが

これから日々お伝えして行きたいと思います!


靴作りは、つくること自体の工程の多さもさることながら、

そもそもその中に入る足の多様さにどう対応してゆくか、、、

一つ一つの工程が、特定の人に向かって積み上げられていって

その人だけのacousticshoesができ上がる。

そしてその靴を履いた人が、笑顔で街を闊歩する。。。。

そんな光景を思い描いて、今日も革を裁断していました。

陽の光を受けて艶やかに光る革にナイフを入れるのは

ちょっとゾクっとする感じ、、&緊張感で息の根が止まる感じ、

でもあります(笑)。

acousticな日々、再びスタートです。

これからもどうぞお付き合い下さいませ!!


K






2011/01/24

1st Exhibition




昨日、acoustic shoesの初めての展示会が行われました。

お越し下さったみなさん、本当にありがとうございました。





あーでもない、こーでもないと試行錯誤の末に迎えた

緊張の展示会当日でした。

顔がこわばっていたかもしれません。。。


よりよい靴が提供できるよう、

これからも頑張っていきたいと思います。


今後ともacoustic shoesをよろしくお願い致します!!










2011/01/02

Happy New Year!!

あけましておめでとうございます。

億万長者になる事もなく、静かに新年を迎えることができました。



ここ数年のお正月の『正月っぽくない』感じは今年も相変わらずです。

私自身もいたって普通の休日な感じです。




さて、今月はいよいよ展示会です。

きっとギリギリまでドタバタしてしまいそうです。。。

このお休みにしっかり充電して、

初回展示会に向けてがんばります。



で、明日は仕事始め。

展示会のDM作るぞぉ〜!