acousticshoesのスタッフは現在2名、
スタッフHは着々と準備を進める中、
私kの本格始動は今年に入ってから、、、
という状況の中、展示会も迫る日々、
工房での時間の多くをHと過ごし、
同棲しているような錯覚を起こし始めて
気が付いたこと、
身内の話でなんなんですが、Hは常に物事の少し先を見て
動くことのできる人なのです。
そしてそれは靴作りにおいても
とても重要な事なんじゃないかと思うのです。
出来上がりのイメージが先にあることはもちろん、
今している工程の少し先につながることをイメージして
今の作業を進めて行くことで
平面が立体に、次につながる線になって
一つのものになってゆく。。。
そうなのです、そうなのです、、、が!、
わたしは今日またしても
視界=今見てるものだけ!をやってしまいました。
紐靴のオーソドックスな形、ダービーは
羽の部分を平面のパターンで見ると犬のような形に見えます。
木型に吸い付くようにかかとはきっちりと決められたラインを
描かなければなりませんが、実際に裁断する際には
かかと上部に補強の為の小さなパーツを付けなければなりません。
そして、そのパーツは犬のしっぽのように見えます。
通称、ドッグテイル。
裁断しました。
しっぽ抜きで。
やり直しました。
しっぽ付きで。
とほほほほ。。。。
牛(=革)にも犬にも無駄骨を折らせて、、、
もっと視界を広く作業をするべし!
Hは言った。
「しっぽが無いよ~」
犬にはしっぽが生えている、、、
犬にはしっぽが生えている、、、
この言葉を唱えて今日は眠ります。
K
http://www.benchmade.jp/acousticshoes/index.html
0 件のコメント:
コメントを投稿