2011/02/10

これもまた

先日、久々に清澄界隈のギャラリーを巡って、

絵画や写真、インスタレーションなど、

現在進行形の作家たちの作品を見てきました。



いわゆるホワイトキューブの真っ白な空間に、

作品のサイズ、色、質感、立体感が

うまく調和していたり、もの足りなかったり。



前に見た事のある作品も、

展示空間が変わることで

また違った見え方をしていたり。

展示方法も含めて作品なのだと

改めて思いました。



一緒にいた友人は、

「絵画は密度なんだと、今日謎が一つ解けた」

と意味深なことを言っていましたが、

大きな油彩が、高い天井の部屋にバランスよく

いくつかあるだけで、散っている色も、

大げさな曲線も、全体のボリュームとしては

一つのまとまりあるイメージとなって

眼に飛び込んできて、

それをそのまま小さい絵にしてしまうと

また別のものになってしまう感じ。



例えば22cmの靴を均等に25cmに拡大しても、

それは違うものになってしまう。

一つの靴の中に、別の要素が散らばって、

せっかくのポイントが帳消しになってしまうこともある。



サイズ、色、質感、デザイン、

今日の作業の帰りがけ、

工房にある美しい紳士靴を手にとって、

むむむ。。。と考えました。

密度 か。。。。!!!



K

twitter @acoustic_shoes

http://www.benchmade.jp/acousticshoes/

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